前田穂南選手は、日本女子マラソン界の新たな歴史を刻んだ日本記録保持者です。兵庫県出身で、園田東中学校から大阪薫英女学院高校へ進学し、実業団・天満屋で競技力を磨いてきました。東京オリンピック出場や大阪国際女子マラソンでの日本記録更新など、着実に成長を続けています。本記事では、前田穂南選手の出身や学歴プロフィールをはじめ、両親との感動エピソードや結婚情報まで詳しく解説します。
前田穂南の出身やプロフィール!日本記録保持者の経歴とは
日本女子マラソン界を代表する存在となった前田穂南(まえだ ほなみ)選手。2024年の大阪国際女子マラソンで日本記録を更新し、一躍トップランナーとして注目を集めました。ここでは、基本プロフィールを表で整理しながら、その経歴や強みを詳しく解説します。
基本プロフィール
まずは前田穂南選手のプロフィールを分かりやすくまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 前田穂南(まえだ ほなみ) |
| 生年月日 | 1996年7月17日 |
| 出身地 | 兵庫県 |
| 所属 | 天満屋 |
| 出身校 | 園田東中 → 大阪薫英女学院高 |
| 自己ベスト | 2:18:59(2024年大阪国際女子マラソン) |
| 主な代表歴 | 東京五輪、パリ五輪代表内定 |
この記録の中でも特筆すべきなのが、自己ベストの2時間18分59秒です。
これは、日本記録かつアジア記録という歴史的快挙でした。
女子マラソン界では長年破られていなかった壁を打ち破り、日本陸上界に大きなインパクトを与えました。
日本記録更新までの成長ストーリー
前田選手のキャリアは、急激なブレイクというよりも「積み上げ型」です。
マラソン参戦以降の年次ベストを見ると、その成長ぶりがよく分かります。
・2017年:2時間28分48秒
・2018年:2時間23分48秒
・2021年:2時間23分30秒
・2023年:2時間22分32秒
・2024年:2時間18分59秒
毎年のようにタイムを更新している点は、非常に珍しいケースです。
特に2024年の大阪国際女子マラソンでは、レース後半でもペースを落とさない安定した走りを披露しました。
この結果により、前田選手は以下の日本記録も保持しています。
・30km(男女混合)
・25km(女子単独)
・30km(女子単独)
・マラソン(女子単独)
つまり、中距離からフルマラソンまで圧倒的な持久力を持つ選手なのです。
強みと競技スタイル
前田選手の最大の武器は、レース後半で崩れない粘り強さです。
派手に飛び出すタイプではなく、一定のリズムを刻み続ける堅実型。冷静なペース配分と安定感が光ります。
東京2020オリンピックでは33位という結果でしたが、その経験を糧にフォーム改善やシューズの見直しを実施。故障を乗り越えながら身体づくりを徹底しました。
その結果が、日本記録更新という形で結実しました。
前田穂南選手は、
努力を積み重ねて頂点に到達したランナーです。
爆発力より継続力を武器にする選手です。
日本女子マラソン界の新時代を切り開いた存在です。
今後も世界大会での活躍が大いに期待されています。
学歴まとめ!
前田穂南選手は、兵庫県で生まれ育ち、学生時代から陸上競技に打ち込んできました。ここでは出身中学・高校とともに、競技人生の原点を詳しく見ていきます。
園田東中学校時代
前田穂南選手の出身中学校は、兵庫県の園田東中学校です。
幼少期から体を動かすことが好きで、バスケットボールや水泳にも親しんでいました。小学校のマラソン大会では常に上位に入るなど、当時から持久力の高さは際立っていたといわれています。
中学校に進学してから本格的に陸上競技へ取り組むようになります。
長距離種目において頭角を現し、基礎的な走力を磨いていきました。
この時期に培ったのは、基礎体力と走ることへの純粋な楽しさです。
タイムや結果だけでなく、「走ることが好き」という気持ちを大切にしていたことが、後の飛躍につながっています。
大阪薫英女学院高校
高校は大阪薫英女学院高等学校へ進学しました。
同校はスポーツ強豪校として知られ、陸上競技にも力を入れている学校です。より高いレベルの環境でトレーニングを重ねることで、競技力は一段と向上しました。
高校時代は全国大会レベルの選手へと成長し、長距離ランナーとしての土台を完成させていきます。
この頃から、
・安定したペース配分
・後半に粘れる走り
・精神的な強さ
が大きな武器となっていきました。
特に注目すべきは、粘り強さと冷静なレース運びです。
派手に飛び出すタイプではなく、レース全体を見ながら自分の走りを貫くスタイルは、この高校時代に形成されたといえるでしょう。
大学進学せず競技の道へ
前田選手は大学へは進学せず、実業団の天満屋へ入社しました。
天満屋は女子マラソン界で実績のあるチームで、これまでにも多くのトップランナーを輩出しています。その環境で専門的な指導を受けながら、マラソンへ本格挑戦する道を選びました。
大学進学ではなく実業団を選択した背景には、早い段階で世界を目指す覚悟があったと考えられます。
実業団入り後は、着実に経験を積み、北海道マラソン優勝やMGC優勝など大きな成果を挙げました。
学生時代に培った基礎体力と精神力。
そして実業団で磨かれた専門性。
この両輪が、現在の日本記録保持者・前田穂南選手を形づくっています。
両親や結婚は?
トップアスリートの活躍の裏には、支えてくれる家族の存在があります。前田穂南選手も例外ではありません。ここでは両親との関係や感動エピソード、そして結婚についての情報をまとめます。
父・哲宏さんと母・麻理さんの存在
前田穂南選手の父親は哲宏(てつひろ)さん、母親は麻理(まり)さんです。
2024年の大阪国際女子マラソンでは、両親が沿道で応援する姿が大きな話題となりました。特に父・哲宏さんは32キロ付近で思わず並走し、「ほうちゃん、ファイト!」と愛称で声援を送りました。
レース後の取材では、
父・哲宏さん
「びっくりさせることが得意みたいですね」
母・麻理さん
「感無量です。『アレ』を達成できたので満足」
と語っています。
娘の日本記録更新を間近で見届けた両親の喜びは、計り知れないものでした。
このエピソードからも分かる通り、家族との距離がとても近い選手です。
東京五輪後の苦悩と家族の支え
東京2020オリンピックでは33位という結果に終わりました。
当時は厚底シューズ全盛期の中、従来型シューズで挑戦。悔しさの残る大会となりました。その後、厚底シューズに切り替えましたが、かかとの疲労骨折を経験するなど試練が続きます。
母・麻理さんは当時、「(競技を)続けるのかな」と心配していたと語っています。
苦しい時期に両親が紹介したのが、鳥取市のトレーニング施設「ワールドウィング」提携施設でした。身体の使い方を見直すことで故障が減り、再び走れる身体を取り戻します。
そしてたどり着いた日本記録更新。
この快挙は、家族の支えがあったからこそ生まれた結果といえるでしょう。
結婚している?
気になる結婚についてですが、2026年2月現在、前田穂南選手に結婚の公式発表はありません。
交際報道や結婚発表も確認されておらず、独身である可能性が高いと考えられます。
現在は競技生活が最優先とみられ、オリンピックや世界大会を目標に集中している時期です。
トップアスリートとして記録更新を続ける中で、私生活について多くを語ることはありません。しかし、家族との温かい関係性を見る限り、人生の節目も大切にする人物であることがうかがえます。
今後の競技生活とともに、プライベートにも注目が集まる存在です。
まとめ
前田穂南選手は、兵庫県出身の日本女子マラソン界を代表するランナーです。園田東中学校、大阪薫英女学院高校を経て天満屋に所属し、努力を積み重ねて日本記録を樹立しました。東京五輪での悔しさや故障を乗り越えた背景には、父・哲宏さんと母・麻理さんの温かい支えがあります。なお、現在結婚の公式発表はなく、競技に専念している状況です。今後の活躍にも引き続き注目が集まります。

