いろは坂といえば紅葉シーズンの大渋滞が有名ですが、1月はまったく異なる表情を見せます。観光客は大幅に減る一方で、雪・凍結・積雪規制といった冬特有の要因によって、思わぬ渋滞や通行止めが発生することがあります。
2026年1月のいろは坂は、紅葉シーズンのような長時間渋滞は少ないものの、天候次第で「動かない渋滞」になるリスクが高い時期です。
この記事では、1月のいろは坂の混雑実態、渋滞が起きやすい時間帯、平日の走りやすさ、そして冬ならではの安全な通行時間帯について詳しく解説します。
1月のいろは坂の混雑状況!
1月のいろは坂は、年間を通して見ると観光目的の交通量が最も少ない時期です。年末年始を過ぎると観光客は一気に減り、平日は地元車両と業務車が中心になります。
ただし、注意すべきなのは「混雑=車が多い」だけではない点です。
1月はいろは坂が雪道・凍結路になりやすく、事故や立ち往生による渋滞が発生しやすい時期でもあります。
特に以下の条件が重なると、短距離でも大幅な遅れが出る可能性があります。
- 前日夜〜早朝に降雪があった日
- 朝の気温が氷点下の日
- ノーマルタイヤ車の立ち往生
交通量は少なくても、一度トラブルが起きると逃げ道がないのが、いろは坂最大の特徴です。
上り(第二いろは坂)が注意なのは朝7〜9時
1月の上り坂(清滝IC→中禅寺湖方面)は、早朝から午前中にかけて凍結しやすい傾向があります。特に朝7〜9時は、日陰区間が多いため路面が溶けにくく、スリップ事故が起きやすい時間帯です。
この時間帯は観光客よりも、
- 通勤・業務車両
- 除雪作業車
- 早朝に到着した観光客
が混在し、速度差によって流れが悪くなることがあります。
晴天の日であっても、前日夜に雪が降っている場合は凍結路面になる可能性が高いため、無理な早朝通行は避けた方が無難です。
下り(第一いろは坂)は夕方以降が要注意
下り坂は、昼間に溶けた雪が夕方以降に再凍結しやすく、ブラックアイスバーンが発生しやすいのが特徴です。
特に注意したい時間帯は、
- 16時〜18時
- 日没直後
この時間帯は、見た目では濡れているだけに見える路面が凍っているケースも多く、ブレーキが効きにくくなります。
1月は日照時間が短いため、遅くとも15時台までに下山を開始するのが、安全面では理想的です。
平日は本当に走りやすい?
1月のいろは坂は、平日であれば交通量自体はかなり少なく、天候が安定していれば非常に走りやすいです。特に火曜〜木曜は、観光バスもほとんど見かけません。
ただし、以下の日は例外的に混雑や規制が入りやすくなります。
- 年始(1月1日〜3日)
- 3連休(成人の日周辺)
- 大雪翌日
これらの日は、初詣や雪景色目的の観光客が集中し、スタッドレスタイヤ未装着車によるトラブルが発生しやすくなります。
1月に走るなら知っておきたいポイント
スタッドレスタイヤは必須
1月のいろは坂は、積雪がなくても路面凍結が頻発します。栃木県では、状況により冬用タイヤ規制がかかることもあり、ノーマルタイヤでは通行不可になる場合があります。
走るなら10時〜14時がベスト
路面状況が最も安定しやすいのは、日中の10時〜14時です。
この時間帯は日差しで凍結が緩み、除雪も進んでいるため、初心者でも比較的安心して走れます。
事前の情報収集は必須
出発前には必ず、
- 日光観光協会公式サイト
- 栃木県警の交通情報
- ライブカメラ
を確認しましょう。
「通れるかどうか」だけでなく、今走るべきかどうかの判断が重要です。
1月のいろは坂は絶景だが
1月のいろは坂は、雪化粧した山々や静寂に包まれた景色を楽しめる、一年でもっとも幻想的な時期です。観光客が少ない分、写真撮影やドライブをゆったり楽しめる魅力もあります。
一方で、渋滞の原因は「車の多さ」ではなく、天候と路面状況になります。
無理な時間帯を避け、装備と情報を万全に整えることで、安全かつ快適なドライブが可能です。
まとめ
2026年1月のいろは坂は、観光客が少なく基本的には空いていますが、雪や凍結による渋滞リスクが高い時期です。
走行するなら10時〜14時の昼間が最も安全で、スタッドレスタイヤは必須条件となります。夕方以降や早朝の通行は避け、事前に交通情報を確認することが重要です。
冬ならではの静かで美しいいろは坂を、安全第一で楽しみましょう。


